もったいない朗読をする人の特徴3選
どーも、がんもどきです。
普段からYouTubeの方で朗読作品を投稿していることもあり、
他の人が投稿した朗読もちょいちょい聞きます。
そこで思ったこと、感じたことを書いていこうと思います。
その中で
「上手だな~」と思える人と
「こうすればもっと良くなるだろうな~」
と思えるような、もったいない人がいます。
表現に正解はないと思っているので、欠点に思えることが
その人の持ち味になることも十分ありますが、
そこまで昇華できない人もいます。
前者の方は今後、紹介する形で記事にしようと思っているので
後者の方を書いていきます。
※自分自身もしっかりできているわけではないので、
自らも改めて意識し直そうという意味も込めても記しておきます。
もったいない朗読をする人の特徴
①読むのが速い
朗読は聞き手の想像力をいかにして刺激するかが大事。
作品や表現方法によって左右されることではありますが、
読み手が読みやすいペースで読んでいることが多い気がします。
じっくり朗読を楽しみたい人は、読み上げる音声を味わって
情景などをイメージします。
音声が速いとイメージが不十分のまま、読み手を置いてきぼりにしてしまう。
食事も美味しい料理程ゆっくり味わいたいものではないでしょうか?
それと同じで、朗読は声を味わうもの。
寝る前の子どもに聞かせる絵本くらいゆっくりでもいいと思います。
②言葉のアクセントが違う
言葉単体だと正しいアクセントが分かっていても、
文章として読んでいると、ついアクセントがおかしくなってしまうことがあります。
言葉によっては意味が変わる同音異義語もあるので、伝わり方にも影響がでてしまいます。
さすがに文脈でわかることがほとんどですが、違和感があったらそこに意識が向いてしまいます。そうなったら、聞き手の集中力が途切れることになり、朗読によって築いたイメージが崩れるかもしれません。
上手な人、アナウンサー、声優の人は正しいアクセントで読んでいます。
だから、正しいアクセントを意識すると良いでしょう。
分からないアクセントや、聞きなれない言葉がある場合は
アクセント辞典などで調べると良いです。
電子辞書にも収録されていることもあり、それは正しい発音で読み上げてくれるので非常に使いやすいです。
また、文末の「~ます。」「~た。」などで疑問形ではないのに、
語尾が上がる人もいます。(自分がそういうクセ強めなのですが)
子どもが音読している時のような感じに聞こえて下手に聞こえます。
何か意図がない限り、なるべく語尾は下げた方が無難です。
③読み手がイメージしてなさそう
聞き手のイメージを膨らませる以上、読み手は可能な限り文中の情景や人物をイメージして読む必要があります。
そのイメージを言葉に乗せて、聞き手とイメージを共有することこそ
朗読の醍醐味だと思います。
そのイメージをしっかり持つと
「スピード感のある展開だからここは速めに読む」
「緊張感あるシーンだから、少し間を空けてゆっくり読む」など
色々工夫できるポイントが見えてきます。
台詞も人物の感情をイメージしないと、臨場感がでません。
だからと言って大げさに読む必要はなく、むしろ感情は心の中で目一杯作り上げて
その感情を隠すように読むとリアリティが出たりします。
感情は無理に出そうとする、途端に芝居が臭くなります。(自分もたまになってしまいますが・・・)
無理に「抑揚をつけよう」とか考えずに、イメージを持つこと。
それが自然な抑揚や緩急を生み出してくれるはずです。
そのうえで聞き手を意識して、
間の取り方や、緩急をつける箇所等、補っていきましょう。
以上です。
他にも発声方法やBGMに関することなど、
色々思うことはあるのですが特に記しておきたいことをまとめてみました。
自分自身もそこまで上手ではないですし、
チャンネル登録者数も伸びてません。(そもそも検索であまりヒットしない)
でも、自分で朗読したり他の人のを聴いて感じたことがあります。
今回はその一部。
少しでもそういった人の参考になればと思います。
そして、ぼっちでもできる表現の朗読をもっと盛り上げていきたいです。
私はぼっちなので朗読をし続けます。
ではでは。